2009年によく聴いた日本のロックのCD、
5本の指に入るものの一つが、
フジファブリックのCHRONICLE。
これまでよりもタイトで太い感じの
よりロックなサウンドと、
ポップなメロディー。
志村の歌詞は、
不安や、
あきらめ、
でもそこから前に歩こうとするといった、
個人的な心情がまっすぐな感じ。
「こんな感じの日本のロックって あったらいいなぁ」
って思ってたものが耳に届いたからよく聴いた。
これまでのフジファブリックも好きだったけれども、
なんか、また、新しい世界が広がったような、
そんな喜びや期待をもつことができたアルバムだった。
でも、
もう新しいフジファブリックの曲を聴くことは、できない。
志村正彦、12月24日逝去。
ほんとうに、惜しい人を亡くしてしまった。
残念でならない。
志村、
これまで、たくさんのすてきな曲をありがとう。
甘酸っぱい季節を思い出したり、
頑張ろう、倒れないで、折れないで行こうって、
勇気付けたりしてくれて、
ほんとうにありがとう。
茜色の夕日の向こうの世界に、
36度5分の体温で、
全力で走っていったな。
上空で光る星を見て、
忘れちゃったりしないで、
遺してくれた
歌とともに、
覚えてるから。
志村正彦氏の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
I'm alright and still alive with your songs.